シーズーは、穏やかで人に友好的な一方、自分のペースを大切にする犬種です。散歩中に立ち止まる、呼んでも動かない、手入れを始めると顔を背けるといった行動から、「頑固でしつけにくい」と言われることがあります。
しかし、動かない理由をすべて頑固さで片づけると、対応を誤ります。合図の意味がまだ分からない、周囲の刺激が強い、報酬に魅力を感じない、過去に嫌な経験をした、暑い、呼吸が苦しい、目や皮膚に痛みがあるなど、同じ「動かない」にも複数の原因があります。
シーズーのしつけでは、強く指示して従わせるより、犬ができる条件を整え、望ましい行動を選んだ瞬間にほめることが重要です。自立心は欠点ではありません。犬が納得して参加できる短い練習を重ねることで、トイレ、散歩、留守番、お手入れに必要な行動を育てられます。
この記事では、トイレ、要求吠え、インターホンへの吠え、散歩で動かない問題、リードの引っ張り、留守番、甘噛み、ブラッシング、顔まわりのケア、歯みがきなど、シーズーとの生活で起こりやすい悩みへの対応を解説します。
注意:本記事は一般的な情報提供を目的としています。行動が急に変わった、呼吸音が大きい、舌や歯ぐきの色が変わる、暑くないのに激しく呼吸する、目を細める、目をこする、歩きたがらない、触ると怒る場合は、しつけの問題と決めつけず獣医師へご相談ください。

シーズーは頑固?しつけで知っておきたい気質
ジャパンケネルクラブ(JKC)は、シーズーの習性・性格を、理解力があり、活動的で敏活、友好的で自立心があると説明しています。【出典:ジャパンケネルクラブ「シー・ズー」】
この気質は、家庭でのしつけにも表れます。
① 理解力があっても、一度で従うとは限らない
合図を覚える力と、どの状況でも実行できることは別です。室内でできても、外や来客中にできない場合は、反抗ではなく難易度が高すぎる可能性があります。
② 自立心は「放っておいてよい」という意味ではない
ひとりで休める個体もいますが、犬種の傾向だけで長時間の留守番に向くとは判断できません。在宅中から少し離れて休む練習が必要です。
③ 友好的でも社会化は必要
人に穏やかに接しやすい犬種でも、すべての人や犬を歓迎するとは限りません。嫌がる犬を抱いて近づけたり、逃げられない状態で触らせたりしないことが大切です。
④ 活動的だが、運動の負荷は体調に合わせる
遊びや散歩を楽しむ個体も多い一方、短いマズルや豊かな被毛を持つため、暑さや呼吸状態を無視して運動量を増やすことはできません。短い散歩と室内遊びを組み合わせます。
犬種には傾向があっても、性格は一頭ずつ異なります。歴史や性格全体は、シーズーの性格と特徴で詳しく解説しています。
「頑固で動かない」ときに確認する5項目
合図へ反応しないときは、叱る前に次の項目を確認します。
① 合図を理解しているか
「おいで」「こっち」「早く」など複数の言葉を同じ意味で使うと、犬には伝わりにくくなります。合図は一つに決め、一度だけ伝えます。できない場合は、距離を短くする、刺激を減らす、手の誘導を戻すなど難易度を下げます。
② 報酬に価値があるか
食べ物、遊び、におい嗅ぎ、人になでられることなど、犬がその場で欲しいものを使います。散歩中におやつを食べない場合は、好みだけでなく、緊張や暑さで食べられない可能性もあります。
③ 疲れ・暑さ・呼吸の苦しさがないか
日陰で止まる、呼吸が荒い、動きが遅くなる場合は、練習を続けず休ませます。「座り込みを許すとわがままになる」と引っ張って歩かせないでください。
④ 痛みや不快感がないか
ブラシを見ると逃げるなら、毛玉を引っ張られた経験があるかもしれません。顔へ触れると怒る場合は、目、耳、歯、皮膚の痛みも考えます。急な変化は受診を優先します。
⑤ 断る行動が強化されていないか
座り込むたびに必ず抱いて目的地へ運ぶと、座れば移動しなくてよいと学ぶ場合があります。体調と安全に問題がないと確認できたら、一歩動いた瞬間をほめる、進行方向を変える、短い距離で終えるなど、自分で動ける条件を作ります。
しつけで大切な5つの基本方針
① 禁止ではなく、代わりの行動を教える
「吠えない」「動かないで」と止めるだけでは、次に何をすればよいか分かりません。
- インターホンへ吠える代わりに、マットへ移動する
- 抱っこを求めて前足をかける代わりに、四つ足で待つ
- 散歩で引っ張る代わりに、リードを緩めて飼い主を見る
- ブラシから逃げる代わりに、短時間あごを台へ乗せる
してほしい行動を具体的に決め、その行動へ報酬を与えます。
② 成功した瞬間にほめる
犬が飼い主を見た、四つ足が床についた、トイレで排泄したという瞬間に、短いほめ言葉と報酬を与えます。時間がたってからでは、どの行動が評価されたのか伝わりにくくなります。
③ 失敗を繰り返す前に環境を変える
窓へ目隠しを付ける、玄関へゲートを置く、トイレを生活スペースの近くへ増設する、毛玉を作らない頻度でとかす。環境管理もしつけの一部です。
④ 練習を短く終える
1回数分、手入れは一動作から始めます。集中が切れてから続けるより、もう一度できそうな段階で終える方が、次の練習へ参加しやすくなります。
⑤ 痛みや恐怖を使わない
米国獣医行動学会(AVSAB)は、犬のトレーニングでは報酬を中心とした方法だけを用い、痛みや身体的・心理的な不快感に頼る方法を使わないよう勧告しています。【出典:AVSAB「Humane Dog Training Position Statement」】
家族で合図、報酬を与える条件、抱っこや食卓のルールをそろえてください。
子犬期は社会化とお手入れの準備を優先する
環境省の資料では、生後3〜16週ごろを社会化期とし、人、ほかの動物、環境、音などへ適切に慣らすことを、おすわりやふせより重要な課題として説明しています。【出典:環境省「動物の適正譲渡における飼い主教育」】
慣らしておきたいもの
- 人:家族以外の大人、子ども、帽子やマスクを着けた人
- 音:インターホン、掃除機、ドライヤー、車、工事音
- 場所:動物病院、トリミングサロン、車、エレベーター、散歩道
- 犬:健康状態が確認でき、穏やかに接する相手
- お手入れ:目元、口元、耳、足先、爪、ブラシ、歯ブラシ
社会化は、たくさん触らせて我慢を覚えさせることではありません。安全な距離から見ておやつを食べる、自分からにおいを確認する、離れたいときに離れるという経験を作ります。
体が固まる、顔を背け続ける、逃げようとする、おやつを食べられない場合は刺激が強すぎます。距離を取り、音量や接触時間を下げます。ワクチン完了前の外出方法や犬との接触範囲は、かかりつけの獣医師へ確認してください。

トイレトレーニングの進め方
子犬を迎えた直後は生活範囲を限定し、寝床から近く、落ち着いて排泄できる場所へトイレを置きます。体の向きを変えても全身が収まる大きさを確保します。
基本の手順
- 起床後、食後、遊んだ後、寝る前にトイレへ誘導する
- 床のにおいを嗅ぐ、回る、落ち着かなくなる様子を確認する
- 排泄できた直後に、その場でほめて報酬を与える
- 成功した時刻と直前の行動を記録する
- 成功が続いてから生活範囲を少しずつ広げる
- 失敗は叱らず、においが残らないよう静かに片づける
失敗した場所へ連れて行って叱っても、犬は過去の排泄と叱責を結びつけられません。人に見られない場所で排泄するようになる場合があります。
RSPCAも、排泄直後に毎回ほめ、失敗を罰しない方法を推奨しています。【出典:RSPCA「How To Toilet Train Your Puppy or Dog」】
外でしかしない・室内でしかしない場合
台風や猛暑で外出できない日を考えると、室内トイレも使えると管理しやすくなります。外で排泄したときに使っている合図を、室内トイレへ誘導した直後にも使い、成功したら普段より価値の高い報酬を与えます。人工芝など異なる足触りのトイレを試す方法もあります。
屋外排泄へ切り替えたい場合も、室内での成功を急に罰しません。散歩の時間を記録し、排泄しやすい時間帯に同じ場所へ連れて行きます。
急に失敗が増えた、排尿姿勢を繰り返す、痛がる、尿量や飲水量が変わった場合は、しつけの後戻りと決めつけず受診してください。

吠え対策は、要求・警戒・不安を分ける
吠えた直前の刺激と、吠えたあとに起きたことを記録します。抱っこを求める要求、玄関の音への警戒、留守番の不安では対応が異なります。
抱っこや食べ物を求める要求吠え
排泄、水、室温、痛みなど必要な世話がないか確認します。必要が満たされているなら、吠えている最中に抱き上げたり、食べ物を渡したりしません。一瞬静かになり、四つ足が床についた時点でほめます。
「おすわり」やマットで待つ行動を促してから、抱っこや遊びに応じます。ただ無視するだけでは、犬は要求の伝え方を学べません。何をすれば応じてもらえるのかを教えます。
インターホンや来客への警戒吠え
まず、窓の下部へ目隠しを付ける、インターホンの音量を下げる、玄関との間にゲートを置くなど、反応する機会を減らします。
普段から玄関から離れた場所で「マット」を練習します。小さく録音した音を流し、犬が音に気づいて飼い主を見たら報酬、次にマットへ移動できたら報酬を与えます。本番と同じ音量や長い来客時間から始めません。
RSPCAも、吠えの原因を確認し、窓から見える刺激を減らすことや、吠える前に別の行動へ切り替える方法を案内しています。【出典:RSPCA「How To Stop Your Dog Barking Too Much」】
吠えを止めるために口を押さえる、首輪を強く引く、吠え防止首輪を使うといった方法は避けます。

散歩で動かないときの対応
シーズーが散歩中に止まったら、最初に周囲と体調を確認します。
- 地面や気温が高くないか
- 呼吸音が普段より大きくないか
- 犬、人、車、工事音を怖がっていないか
- 肉球、爪、被毛に異物が付いていないか
- ハーネスが脇や首へ食い込んでいないか
- 歩き方に左右差や痛そうな動きがないか
暑さや体調に問題がある場合は、その場で練習を続けません。涼しい場所へ移動し、必要に応じて動物病院へ相談します。
恐怖が原因なら、対象から距離を取ります。犬が自分から飼い主を見た、一歩動いた、においを嗅げた瞬間をほめます。リードで前方へ引きずったり、怖い対象へ近づけたりしません。
体調と環境に問題がなく、抱っこを待って止まっていると考えられる場合は、進行方向を変える、飼い主が数歩戻る、短い距離を一緒に歩いてからにおい嗅ぎを報酬にする方法を試します。毎回すぐに抱き上げる対応は避けますが、安全確保や体調不良時の抱っこは別です。

緩んだリードとハーネスの練習
ハーネスは、見せたら報酬、鼻先を近づけたら報酬、短時間着けたら報酬という順番で室内から慣らします。頭や足を無理に通さず、首、脇、肩の動きを妨げないサイズを選びます。
室内で飼い主の近くにいることをほめ、一歩ずつ進みます。リードが緩んでいる間に報酬を与え、張ったら強く引き戻さず止まります。犬が飼い主側へ戻り、リードが緩んだら再び進みます。
RSPCAも、緩んだリードで歩いている間に報酬を与え、リードが張る前に止まる方法を案内しています。【出典:RSPCA「Train Your Dog to Stop Pulling On The Lead」】
呼吸と暑さを無視して練習しない
米国獣医外科学会(ACVS)は、短頭種気道症候群に関係する症状として、大きな呼吸音、運動不耐性、吐き気やえずき、舌や歯ぐきが青くなる状態、失神などを挙げ、過度な運動、興奮、高温多湿のあとに症状が起こりやすいと説明しています。【出典:American College of Veterinary Surgeons「Brachycephalic Syndrome」】
呼吸音を「短い鼻だから普通」と決めつけません。いつもより呼吸が苦しそう、回復が遅い、舌や歯ぐきの色が変わる、倒れる場合は練習を中止し、緊急性を含めて動物病院へ確認してください。
散歩は距離や時間の達成を目的にせず、涼しい時間帯に短く行います。暑い日は、冷房を使用した室内で、におい探しや短いトレーニングへ置き換えます。

留守番は自立心だけに頼らない
シーズーに自立心があるという犬種説明は、練習なしで長時間ひとりにできるという意味ではありません。飼い主が在宅しているときから、少し離れて休む経験を作ります。
- 犬がベッドやマットへ乗ったら報酬を与える
- 飼い主が一歩離れ、犬が落ち着いているうちに戻る
- 室内のドアを一瞬閉めて戻る
- 玄関の外へ数秒出て戻る
- 時間と距離を一度に増やさない
知育玩具やフードを使う場合は、飼い主がいる状態で安全に使えることを確認します。使用分は1日の食事量に含め、誤飲しない大きさを選んでください。
留守番中は録画して確認します。吠え続ける、歩き回る、よだれ、震え、出入口の破壊、排泄が見られる場合は、さらに長くして慣らそうとしません。
RSPCAも、犬が不安を示さない範囲で留守番時間を少しずつ延ばし、不安が出たら前の段階へ戻すよう案内しています。【出典:RSPCA「How to Train Your Dog to Stay Home Alone」】

顔まわりのケアは「あご」を使って練習する
シーズーは、目元を拭く、顔の毛を整える、口元を確認するといったケアを受ける機会があります。嫌がる犬の顔を固定して一度に終わらせると、人の手や布を見るだけで逃げるようになる場合があります。
あごを乗せる練習
- 飼い主の手のひらや低いタオルへ、犬が自分からあごを近づけたらほめる
- あごが触れた瞬間に報酬を与える
- 1秒乗せられたら報酬を与える
- あごを乗せている間に、頬へ一瞬触れる
- 犬が顔を上げたら手を止め、拘束しない
慣れたら、清潔な柔らかい布を見せる、目の下へ一瞬当てる、短く一方向へ拭くという順番で進めます。目そのものをこすったり、自己判断で人用の点眼薬を使ったりしません。
目を細める、前足でこする、涙や目やにが急に増える、赤い、白く濁る、顔へ触れると急に怒る場合は、練習を中止して受診してください。

ブラッシング・ドライヤー・歯みがきに慣らす
長い被毛を保つ場合も短くカットする場合も、ブラッシング、洗浄、乾燥、足先の確認は続きます。完成した手入れを我慢させるのではなく、一つの動作を受け入れる練習として進めます。
ブラッシングは一部分、一回から
ブラシを見せて報酬、ブラシの背を体へ当てて報酬、もつれていない場所を一回とかして報酬という順番で進めます。耳の後ろ、脇、脚の付け根は毛玉ができやすいため確認しますが、毛玉を皮膚から強く引っ張りません。
犬が立ち続けるのを嫌がる場合は、滑りにくい低い台や床で行い、姿勢を変えながら短時間で終えます。難しい毛玉はトリマーへ相談します。
ドライヤーは音・風・距離を分ける
最初は離れた場所で短く音を聞かせ、犬が落ち着いていれば報酬を与えます。次に弱い風を体から離して当て、時間を少しずつ延ばします。熱風を顔へ当てず、犬が暑くなる前に休憩します。
歯みがきは口元へ触れるところから
口元へ触れる、唇を少しめくる、歯の外側へ一瞬触れる、犬用歯ブラシへ進むという順番で慣らします。人用の歯みがき剤は使いません。
米国獣医師会(AVMA)は、動物病院での歯科処置の間に口腔を健康に保つ方法として、定期的な歯みがきを最も効果的な家庭ケアと説明し、慣らすには忍耐とトレーニングが重要としています。【出典:AVMA「What can I do at home for my pet’s oral health?」】
口臭が強い、歯ぐきから出血する、硬い物を食べにくい、口元を痛がる場合は、練習を続ける前に獣医師へ相談してください。
甘噛み・飛びつき・食卓での要求への対応
甘噛みには噛んでよい物を用意する
子犬は遊びや探索、歯の生え変わりに伴って人の手や服を噛むことがあります。手でじゃらすと、手をおもちゃとして覚えやすくなります。
歯が当たったら人の動きを止め、遊びを短く中断します。落ち着いたら犬用のおもちゃへ誘導し、おもちゃを噛んだことをほめます。大声を出したり、手で押し返したりすると、遊びとして興奮する犬もいます。
触ったときだけ噛む、顔や耳へ手を出すとうなる、皮膚を傷つけるほど噛む場合は、単純な甘噛みとして扱いません。痛みの有無を獣医師へ確認します。
飛びつく前に四つ足をほめる
飛びついた犬を抱くと、飛びつきと抱っこが結びつきます。四つ足が床についているときにほめ、合図を出してから抱き上げます。飛びついたら人はいったん動きを止め、床へ戻った瞬間にやり直します。
食卓ではマットへ誘導する
食卓から一度でも食べ物を与えると、見つめる、前足をかける、吠える行動が続きやすくなります。人の食事前に犬の排泄や短い遊びを済ませ、食卓から離れたマットで休む行動へ報酬を与えます。
トレーニング用のおやつは小さくし、1日の食事量に含めます。報酬を使うことと、無制限に食べ物を与えることは別です。
シーズーのしつけで避けたいNG対応
動かない犬をリードで引きずる
恐怖、暑さ、呼吸の苦しさ、痛みが隠れている可能性があります。まず原因を確認し、安全な距離と短い練習へ戻します。
嫌がる顔や体を押さえ込む
一度手入れを完了できても、人の手や道具への警戒を強める場合があります。ケアを一動作へ分け、犬が離れたら止められる練習にします。
「頑固だから」と何度も合図を繰り返す
同じ言葉を連続しても、合図の意味は明確になりません。一度伝えて反応できない場合は、距離、刺激、誘導方法を見直します。
吠えるたびに抱き上げる
安全確保が必要な場面を除き、吠えと抱っこが毎回続くと要求吠えが維持される場合があります。静かな瞬間と四つ足で待つ行動をほめます。
短い鼻だから呼吸音は普通と決めつける
大きな呼吸音、運動を嫌がる、回復が遅いといった変化を性格や犬種の特徴だけで処理しません。運動の負荷を止め、獣医師へ相談します。
年齢別に見るしつけのポイント
子犬期(〜6か月ごろ)
社会化、トイレ、甘噛み、ひとりで休む練習を優先します。ブラシ、布、歯ブラシ、ドライヤー、ハーネスは一動作ずつ慣らします。
思春期(6か月〜1歳半ごろ)
外の刺激への反応や自分の好みがはっきりする場合があります。反抗と決めつけず、合図が届く距離と難易度へ戻します。家族の抱っこや食卓のルールも再確認します。
成犬期(1歳半〜7歳ごろ)
トイレ、散歩、留守番のルールと、お手入れへの協力を維持します。暑い時期は室内のにおい探しや短いトレーニングを使い、活動を完全になくさないようにします。
シニア期(7歳ごろ〜)
聞こえ方、見え方、排泄間隔、呼吸や関節の状態に合わせて練習を調整します。急に怒る、夜に落ち着かない、トイレを失敗する、歩きたがらない場合は受診してください。
専門家へ相談したいサイン
- 人や犬へ突進し、噛む危険がある
- 顔、口元、耳、足先へ触れると強く怒る
- 留守番中の吠え、破壊、排泄、よだれが続く
- 外へ出ると固まり、食べ物も受け取れない
- 呼吸音、目、皮膚、歩き方など体調変化を伴う
- 練習を続けても行動が悪化している
- 行動が急に変わった
まず獣医師に相談し、痛みや病気の可能性を確認します。行動面の支援が必要な場合は、報酬を中心とした方法を使うトレーナーや、獣医行動診療に対応する専門家を選びます。
まとめ
シーズーのしつけでは、動かない行動を頑固さだけで判断せず、環境、学習、体調に分けて考えることが重要です。
- 合図へ反応しないときは、意味、難易度、報酬、体調を確認する
- トイレは生活スペースの近くに置き、成功直後にほめる
- 吠えは要求、警戒、不安に分けて対応する
- 散歩で止まったら、暑さ、呼吸、恐怖、痛みを先に確認する
- リードが緩んでいる瞬間をほめ、強く引き戻さない
- 自立心があっても、留守番は数秒から練習する
- 顔まわりのケアには、あごを乗せる行動を利用する
- ブラッシング、ドライヤー、歯みがきは一動作から慣らす
- 呼吸、目、歩き方、行動の急な変化は受診を優先する
自分のペースを持つ犬には、参加する理由と断れる余地を用意する必要があります。短い練習で成功を積み、生活に必要な行動を犬自身が選べるようにすることが、シーズーの理解力と自立心を生かすしつけにつながります。
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